会長挨拶    トップページへ



   
   新井 俊一   会長  

 会 長 挨 拶

 この度、去る6月2日(金)さいたま市文化センターで開催されました定期総会において、会長に就任しました新井俊一です。
 石田孝作前会長様には及ばぬ浅学非才の身ではありますが、本会の志と伝統を受け継ぎ「出会い」「ふれ合い」「支え合い」を合言葉に副会長や支部長、理事、幹事の皆様の英知と団結力をベースに会員の皆様のご期待・ご要望に応えられますよう努力する所存でございます。ご指導・ご鞭撻の程お願い申し上げます。
 さて、本年度の定期総会はさいたま市支部の加々美健一実施委員長様(本会副会長)を中心に実施委員の皆様には、この1年入念な準備、ご尽力をいただき去る6月2日(金)さいたま市文化センターでの見事な定期総会、講演会の運営により、本会の好スタートが切れましたことに衷心より感謝申し上げます。
 本年度は役員改選等もありましたが、全て原案通りご承認いただき、心新たに事業を推進して参ります。
 埼玉県退職校長会は6月5日現在、会員数3672名(内、会費免除会員466名)、10支部57班で構成され、会の活動の目的である「教育支援。社会貢献」と「会員相互の親睦と福祉の増進」に鋭意取り組み、会員の皆様のお骨折りにより所期の目的を達成しつつあることに厚く御礼申し上げます。
 また、本年度は新会員146名(加入率72.8%、昨年81.5%)の方々をお迎えすることができ、本会のさらなる躍進の原動力としてご活躍を大いに期待しているところです。
 この数年間、コロナ禍により本会の活動が大きく制限されざるを得ない状況が続いて参りましたが、新型コロナウィルスの国の感染法上の見直しが行われ、5月より「2類」から「5類相当」となりました。「マスク着用」についても、大部緩やかになって参りました。
 上記のことから、感染防止には十分に注意を扱いつつも、本会の諸事業が以前のように活発になっていくことが予想されます。

 私は定期総会で本年度事業計画で以下の6つの重点をお示し致しました。
  1  組織活動の充実並びに会員の親睦と福祉の増進を図る。
  教育行政機関・現職校長会及び教育諸団体との連携を密にし、県教育の振興に寄与する。
  学校支援、社会奉仕活動に積極的に参加し、生涯学習の活性化に寄与する。
  4  「彩の国教育の日」に関わる諸活動の充実について積極的に支援する。
  5  「入会案内」、「会報」、「ホームページ」等を活用して、きめ細かな広報活動を展開し、定年退職校長の全員加入を目指した勧誘に努める。
  6  本部と支部との連携をいっそう緊密にするとともに、専門部活動の充実に努める。
 
 特に、私が重視していきたいのは、<4「彩の国教育の日」に関わる諸活動>です。
16年前より、「彩の国教育の日」協賛事業となった「現職・退職校長支部別教育推進協議会」の一層の充実を図っていきたいと思います。

 数年前の会議の折、当時顧問の栗原喜一郎様が会長時代を振り返って、「現代の教育でいちばん欠けているのは郷土教育ではないか。その充実を図るというねらいから本協議会を立ち上げた」と語られ、「学校通信の行事欄に『教育の日』と多く書かれているが、正しくは『彩の国教育の日』である。熱心に県に働きかけて実現できた」と述べておられたことを思い出します。
 支部長や副会長の時に私も本協議会に参加させて頂きましたが、今も心に残る2つの光景があります。

〇ご自身も俳句の会の主宰をされ、文芸誌の編集もされている会員。町全体の小中学生に俳句作りを広めておられる実践。その熱ぽい語り口は本会会員のみならず、現職校長に定年後の生き方のモデルとして強く心に残ったようであった。
〇ご自身が地区の自治会長時代に取り組まれた「ひがん花祭り」。田園地帯に広がる見過ごされがちな「ひがん花」を地区をあげての「祭り」というイベントへと高めていかれたアイディア・企画力・行動力に感嘆の声。
 栗原喜一郎様の言われた「郷土教育」のお手本。映像によるプレゼンも見事であった。

  むすびに、アフターコロナを迎えた本年度。各支部及び各班の着実で実り多い実践を期待しております。
     

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 令和5年6月25日 記


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